お菓子、パンを作っていると、卵白が余ることがあります。
私が嫁入り道具?に持参しました 母より一部譲ってもらいました、NHkテキスト「きょうの料理」の過去のレシピに何か卵白で作るお菓子が載っていたことを思い出しましたので、作って見ました。
それが「フリアン」というお菓子です。
テキストでは浅めの丸いココット型にマドレーヌ型のアルミを敷き込んで作ってありました。
作り方は、卵白を使って作る「フィナンシェ」とよく似ています。焦がしバターを入れるところなんぞはソックリです。
でも、呼び名が違うので疑問に思い、持っているaisbn:4560000220仏英独=和 洋菓子用語辞典を引いて調べて見ました。
それによると、
financier(フィナンシェ)-フランス菓子
①粉末アーモンド、卵白、バター、砂糖を混ぜて船型または長方形の形で焼いたもの。
friand(フリアン)
と同じ材料で作ったものだが、細切りアーモンド、砂糖漬け果物で飾り付けをした大型菓子のこと。
② 意味は、財界人。金持ち。
friand,e(フリアン、アンド)-フランス菓子。
①卵白、バター、砂糖、粉末アーモンドで作ったパートを舟型または長方形で焼いたもの。
financier(フィナンシェ)と同じ。
② ~が大好きな。
NHKのテキストの説明では、フランス語で、「フリアン」は、美味しいとか口のおごったという意味を持つそうです。
その名の通り、アーモンドの香ばしい香りが口中に広がり、リッチなお菓子と説明が添えられていました。 「昭和52年度版 きょうの料理 8月号より 抜粋。」
作り方は殆ど同じものだそうですが、意味だけが少し違っていたようですね。
名前が異なるので、全く違うものかなとも思っていたので、、ちょっと意外でした。
今は、ネット等で検索すれば色々と、判ることもあるけれど、たまにはこうして辞書などを引いて調べて見るのもいいかも知れませんね。(^^)
しかしながら、やはり今の時代、ネット検索も便利な道具ですから、調べてみました。
そうしたら、良さそうなものがヒットしましたので参考になるかも知らないと考え紹介しますね。(^^)
東京製菓学校の先生のオリジナルです。(美味しそうなのでお勧めです。)
辞書自体はかなり専門的なものに近いですが、お菓子を本格的に本腰入れて学びたいと考えている方は、手元に置いておいてもいいかと思います。
私自身、、英語~と、聞いただけでアレルギーが出るくらい、語学が苦手、そして好きではないですが(__;;(事実、学校のテストも悪かったし、あまりの出来の悪さに、英語とかなさそうな所を探して受験した位ですからね。)
自分の大好きなお菓子、パンを調べると思ったら、例えそれが横文字?が入っていても、何語だろうと辞書を引くのが、苦にならないのが不思議です。
好きなことって知りたい思う貪欲さがあるのですね。(^^;;