うちの旦那は、皿洗い、買い物、アイロンかけ、そして大得意のお家の電気工事、ちょっとしたリフォームっぽいものに至るまで何でもできます。
本当に良く出来たオットであります。(決して惚気ではありません。)
そんなスーパーな旦那が、唯一手を出さないのが「料理」なんです。
ご飯と味噌汁は作れるみたいですが、理科系なのか計量どおりきちんと計らないとダメらしいし、お料理の本を見ても材料が一つでも欠けているともう作れないと言っております。
私みたいにアバウトに冷蔵庫を覗いてメニューを考えるというのは至難の技?だそうです。
料理の本を見ても、材料の代替品とかも思い浮かぶことが出来ないとも言っています。
今、取っている宅配便に時々、変な?もとい、珍しい野菜が入っているのですがそういったものがあると旦那からみれば、もうNGなんですね。
かく云う私も作らねばならないのでどうにか考えて作っています。(^^;;
私自身、料理は嫌いじゃないので普段は億劫がらずに作れますけれど、具合が悪い時とか、どうしても作りたくない時には、わがままな願いなんですが、出来合いのものじゃなくって誰かに?作ってもらいたいものだと思うことがあります。
(だとしたら、食べに行くか出前をということもありますけれど、あくまでもお家の味を食べてみたいのです。) →そう思うことってないでしょうか?
今、旦那は毎日の仕事に忙殺されて忙しいので、すぐさま料理修行(?)をという訳には行かないと思いますが、ゆくゆくは老後のことを考えてさせてみようかと思っています。〔希望?)
そういうときに、お勧めの本があります。
aisbn:4022610352男子七十にして厨房に立つと言う本です。
本来の料理の基礎とかはじめてなどの本、色々ありますが、それらの本は、もう料理がちょっとでもたしなみのある人を前提にかかれているものが殆どだと思います。
これは、ご飯の炊き方から、火を使わない料理、手抜き方法までかなり判りやすく丁寧に書かれています。
実際に、今まで包丁とかも触ったことがにない、料理もしたことがないという70代の男性を対象に
しており、正に痒いところに手がとどくような感じの本です。
所謂、料理の初歩のそのまた初歩の教科書みたいですね。(^^)
料理がされた事がない男性の方にもお勧めですが、料理嫌いな方、これから自炊をしようとする学生さん、お料理をしたいと思っているお子さん(小学生位から)にもいい本だと思います。
体裁は、地味ですが一押しの本です。
私の持っている本は、文庫になる前の本ですが、現在は文庫化されており、値段もお求めやすくなっているようです。
この朝日文庫シリーズは意外といい本が多いので好きです。
以前のものですが、本の表紙をアップしておきますね。