怒る気持ちを抑えて。

私の住んでいるところでは、ゴミのある当番があります。

生活をしているのですから、当番の仕事は当然しなくてはいけないことです。

この区域は私のような他のところから転入してきた新参者も若干いますが、6割は古くから住んでいる方が多いのでゴミの出し方は自然ときちんとされている方が多いです。

でもね、、最近、、誰が守っていないのか判らないけれど、ゴミの出し方を守らない方も何人かいるのでした。

そうすると、ゴミを収集しているトラックは回収せずに忠告の紙を張っておいて行きます。

私、当番をしてきて、昨日初めてそのルール違反(プラスチックの日なのに、違うゴミをごっちゃに出していた袋が入ったのがそうです。)のゴミに当たってしまったのです。

(今までもカラスにつつかれたゴミ袋を集めて、新しい袋に入れ直したことはありましたが。)

私の責任ではないので一瞬、放っておこうかとも思いましたが、次の当番の方までもが嫌な思いをするのではと感じ、(ルールを破る輩は、回収しないでしょうからね。)今日、、わからないように紙に包み直し、今日の可燃ゴミ用の袋(市で指定になっています。)に入れて捨てました。(ちょっとそのゴミ覗いたら、可燃ごみじゃないのも混じっていたのですが、タバコと変な悪臭が漂っていたので、私、選分ける勇気がなかったのです。本当に申し訳ないです。)

昨日から、その怒りが納まらず、桃太郎侍(たとえが古くってすいません。)じゃないけれど、「許さん!!」のせりふと共に、小堤の音がポンポンと頭の中で鳴っていたのです。

(時代劇の見過ぎでした。)」(__;;

うーん、ということで、鬼か般若を彫ろうかと思いましたが、これでは気持ちが楽しくならないし、ろくなものが出来ないと気を静めようとある本から、可愛らしい仏様を彫りました。

その本とは、私が尊敬をしている お坊さんで仏師の西村公朝氏の

aisbn:4582943780西村公朝と仏の世界―生まれてよかったです。

この本の冒頭に本のタイトルにもなりました「生きていて良かった」という一節があり、とても心に染み渡ったので、その気持ちを大事にと思いつつ、公朝仏師の素敵な絵を元に彫らせてもらいました。

公朝仏師の絵は、とてもいいですよ。

仏師は本来、お坊さんの道ではなく、現代彫刻もしくは画家になりたかったということで、デッサンがしっかりとしていますし、とてもモダンな感じがします。

それにお人柄が反映されて、キュートで愛らしい仏画をお描きになられます。

仏師のお仕事もされていましたので、仏像の修復もしくは自ら仏像の製作にも関われておりました。

あるとき、昔、某教育テレビで阿弥陀様の絵をお描きになれたお姿を拝見して、、わあ~、お坊様なのに(失礼!!)、絵が本格的で、上手でも、全然抹香臭さがないものをお描きになられているな~と、感動しその後ファンになりました。

私のお粗末ながらに彫ったものと、あわせてパンを焼いたのでそれと一緒にアップしました。

怒った後は、美味しいものを食べたかったので、ミニ食パン型には、思い切りドライのトロピカルフルーツを入れて作りました。チーズパンは子供らが最近、お気に入りなのでよく作っています。

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