昔のNHKの「きょうの料理」の本を眺めていたら、面白いクッキーの作り方が載っているので
作ってみることにしました。
この生地には、卵、バターが入っておらず主に蜂蜜を主体としてつくるクッキー生地のようでした。
ドイツのレープクーヘンではないのではと思いました。
レープクーヘンのレシピはこちらでヒットしました。
http://www.hyoei.ac.jp/cooking/data/111.html
テキストでは「レッケリー」となっていて、、いろいろと調べてみましたがそれらしいお菓子が見当たらず、お菓子専門の辞書aisbn:4560000220仏英独=和 洋菓子用語辞典をひいた所、これでは?と思えるものが載っていましたので抜粋したいと思います。
※Leckerli〔レケルリ、レッカリー〕郷土菓子。
バーゼル市の銘菓。パン・デビスの一種、厚さがなく乾いて茶褐色、四角形、上面にグラサージュ:蜂蜜、砂糖、粒状のアーモンド、スパイス(シナモン、ナツメグ、丁子)、セドラとオレンジピール、小麦粉、重曹で作ったパートを1cmの暑さに延して焼き、四角形に切り分け、グラス・ロワイヤルを塗る。lecrelerとも綴る。
☆セドラ〔cedrat〕
レモンの一種:レモンより大きく、梨形、皮は厚く、凸凹状、汁気は乏しい、中国原産、ジャム、砂糖漬けにする。
※※Baseler leckerli
〔バーゼラー・レッカリー〕
蜂蜜、小麦粉、スパイス、果物などを入れた生地を平らに延ばして焼き、上面にグラス・ア・ローを塗る。
適宜な大きさに切り分けるスイス・バーゼル市の伝統的な銘菓。
私の今日、作ったクッキーはこれ?かも知れませんね。(^^)
バーゼラー・レッカリーと検索を入れたら、レシピがヒットしました。
このレシピには、卵黄が入っているようですが、作り方は私の作ったのとよく似ています。
http://hicbc.com/tv/kewpie/recipe/2003/031018.htm
パン・デビスについては、アルザス地方のお菓子ということでヒットしました。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/chihi/alsace1.htm
基本的には、ドイツのレープクーヘンとよく似ているお菓子です。
どうも、同じものであるようです。ヨーロッパはいろんな詠み方があるので、違うものかとおもうことがありますが、、調べると同じもの?というものもあって、結構面白いです。
この辞書、お菓子を専門的に学びたいとか、いろんなお菓子のいわれを調べたいと言う時に
は、とても重宝するものだと思います。
辞書で調べると言うといかにも、勉強っぽくって、いやだとアレルギーを持たないで見てみると面白いですよ。
綴りが判らなければ、この辞書では、後ろの方に逆引索引が載っていますので、そこで綴りをチェックして見れば大丈夫です。
特に、お菓子の専門学校で学ばれている学生さんや、お菓子を教えている方などにも一読をお勧めしたいです。(^^)
私自身、教えてもいませんし、学んだといっても遠い過去の話なんですが時々わからなくなると調べることありますよ。
案外コレが楽しいです。(^^;;
で作ってみた感想としては、従来のクッキーっぽくないというのが印象にあります。
食感も固くって歯ごたえ十分です。
でも、焼成がちょっと難しいのでこの辺の見極めを掴むまでが、、今後の課題となりそうです。
バター、卵が入っていないので、アレルギーを持つお子さんや、蜂蜜入りということで、1歳を過ぎた子供の歯固めおやつとしては最適かも知れませんね。
しっかりとかみ締めるので満腹感もありそうでし、、これはもう少し、突き詰めて作っていこうと考えています。
では、写真アップを。
写真では判りにくいですが、今回Logicさんで購入しました STADTER Alphabet Stamp Setを使ってみました。
綺麗に文字が押せますので、好きなメッセージをクッキーに押してプレゼントすると喜ばれそうですね。
Logicさんのホームページはこちら。
http://www.rakuten.co.jp/zakkalogic/
STADTER Alphabet Stamp Setの画像はこちらへ。
http://www.rakuten.co.jp/zakkalogic/726008/625499/
Logicさんは、お洒落な雑貨をネット通販しているところです。
どれも可愛いものが多いし、対応も丁寧なので一押ししたいお店です。(^^)
この間、彫りました 郵便屋さんと、クッキーカッターと同じ模様のも彫って遊んでみました。