初めて習ったケーキは?

画像 お菓子を習おうと思ったきっかけは、長い話になるので今回は書きませんが(これはいつかの時の機会に。)、初めてお菓子の教室で習ったのがシフォンケーキです。(^^)  この時は、泡立てとか、粉をふるうとか、ベーキングパウダーって何?とか全く何も知らないまま教室に通い始めたので、目の前でケーキが出来て、材料をきちんと計れば、ふんわりと膨らむケーキに胸を躍らせました。 習い始めた当時は、シフォンケーキも余り出回っていなかったし教えている所も、少なかったので、より感動が大きかったような気がします。 教室でシフォンケーキを作り終えて、試食した後、あまりの美味しさに、「自分でも、作って見たい」と思い、オーブンも買っていないうちに型を教室で購入し、給料日を待って、一番安い電気オーブンを電気屋さんで買って、すぐさまオーブンで作ったのがそのシフォンケーキでした。 無我夢中になって真剣に作ったお陰か、ラッキーなことに一回で成功したので嬉しくって飛び上がらんばかりだったような気がします。  シフォンケーキが焼き上がって喜んでいたら、新しがり屋の父(故人になりました)が、ケーキといえば、デコレ?ショートケーキじゃないか?ローソクも立てないと???習っているんだから、作れるだろう?と、習い始めの私に難題を吹っかけてきました。(^^;;  どうしよう!!と、困っていたら、それを見ていた姉が、「クリームとイチゴそして、ローソクも買いにいこうね。」と言ってくれたので、一緒に買いに行き帰ってきて、まだ習っていないクリームの泡立てとナッペに、四苦八苦していたので、これまた姉が見ていられないと思ったのか一緒に手伝ってくれました。(^^)  出来たケーキは、いかにもお家のケーキという風情のものが出来上がりました。(^_^;)  こうやって苦労して作っても、全くもって全然誉めない父 曰く それがケーキというものだ?と言って、取りあえずは一切れだけ食べて、ご馳走様といって、そのままテレビをつけてしまいました。(--;) 残ったケーキは、父以外の家族で3日位かけて、食べたような気がします。  こうして、わけのわからないうちにお菓子のとりこになって今に至っています。 シフォンケーキの作り方は今では沢山のレシピが出回っていますけれど、私自身は最初に習ったケーキということで愛着があり、初めてこのケーキを作った時から何十回も、初めに習ったレシピで作ることが多いです。(失敗がなくって美味しく出来ます。) 今でも、シフォンケーキを焼くと初めてお菓子を習ったことや色んな様々な思いが蘇ってきます。 やはり、一番に思い出すのは、父に言われて、シフォンにナッペをしてローソクを飾った時のことを一番に思い出します。  今の季節、凄く暑いので作る気持ちも失せていますが、もうじき亡くなった父の誕生日が来月あるので作ってみてもいいかな?と考えています。 でもね。夏場だからナッペのデコレはなしですよ~ お父さん(^^)  シフォンと言うことで、写真を探していたら、こんなのが出てきましたのでアップします。 この写真は、会社に勤めていた頃に、同僚の知り合いの結婚祝いと、シフォンケーキでウェデングケーキを作ったときのものです。  このときは作りたいという気持ちが一杯にこもったケーキかなと思っています。 季節柄、クリとチョコレートで、ケーキを作りました。(^^)